嫁が家に帰ってこない男のブログ

嫁が家に帰ってこない

回想②~同居まで編~

嫁が家にかえってこない男♂です。

回想編第2弾です。

 

遠距離から近距離へ

転勤によって嫁との遠距離恋愛が解消されて、

晴れて近距離恋愛になりました。

 

僕も実家から会社に通っていたこともあり、この頃は不自由でした。

中身は割と普通の恋愛だったと思います。

 

ただお泊りはNGでしたね。

お嬢さまだから仕方ないと割り切ってましたが。

 

実家や友達など自分の周りの小さな世界を大切にする。

嫁はそういうタイプの人で、道なき道を進みたい派の僕とは正反対。

 

合っていないような、上手くハマっているような。

…今となっては、よく分かりません。

 

プロポーズ大作戦

またいつ地方に転勤になるかも分からず。

僕自身、何となく焦りもあったのでしょう。

 

その冬に僕はプロポーズをします。

よくありがちな夜景の良く見える場所でした。

 

白い息を吐きながら、少し上ずった声で、

僕は嫁にその言葉を告げます。

 

結果はというと、

 

「保留」

 

すごくないですか。保留って。

そのまま年越したからね!

 

年明けにOKをもらいました。

きっと壮大な家族会議が行われていたのでしょう。

 

また、この時点から嫁は

地方にはついて行かない宣言」を始めます。

 

嫁はかなり潰しのきく仕事ですし、

地方に行くことに何も問題はないのです。

 

実家から絶対離れたくない。

 

嫁の強い思いが透け始めたのもこの時期。

 

家を探そう

婚約指輪を春に購入。

 

「そろそろ二人で住もうか?」

 

家を探すことにしました。

 

「自分の実家の近くでないと住まない」

 

嫁のわがまま発言発動です。

 

僕の中では1時間程度で行ける距離なら十分近くなのです。

しかし嫁の中では、as nearly as possible

 

嫁は普段は意思表示が曖昧ですが、

根は頑固なので全く譲る気はないようです。

 

こうなると僕が譲歩するしかないのです。

何個か内見をして、嫁の実家から電車で2駅の町にある

築浅のアパートで生活を始めました。

 

お察しですか。

 

そうです。

僕だけがいる生活です。

 

₍つづく₎