回想⑤~華の別居編~
嫁が家に帰ってこない男♂です。
回想編第5弾です。
妊娠生活中にまさかのストレス源認定を受け、里帰りからの別居が始まることになった僕です。この別居パターンは割りとよく聞く話のようですね。
ストリートファイターで言うと、飛び蹴りを防御させてからの下段蹴り(足払い)でダウンを奪うアレ的な。
僕に「昇竜拳で迎え撃つスキル」はなかったので、まんまと嵌まって今に至ります。
ただ、人とちょっと違うのは、嫁の実家から徒歩5分に住んでいる(住まわされている)ところでしょうか。これが事態を複雑化しています。
嫁の言い分
嫁の言い分はこうです。
- 復職後は、保育園のお迎えを手伝ってもらわなければならない
- 何かと近い方が便利
ここで論理的に反論しても、糠に釘。のれんに腕押し。
物件を見回る時にも、少し離れた所にある物件は、明らかにテンションが低いかったですね。
そして、最終的に選んだ物件が徒歩5分。
築40年でリノベーションもたいして行われず、ザ・昭和な設備を備えたナイス物件です。
嫁の効用関数は、実家からの距離に無限大の係数がかかっていて、それのみで意思決定がなされている模様です。
僕の言い分
僕の言い分は、こうです。
- そもそも社宅入らない?安いし
- 近い方が良いのは分かるけど、同じ沿線ならいいのでは?
- 親に電車乗ってきてもらえばいいじゃん
全却下です。
なぜなら、嫁にとって近くに住むのは子供のためではなく、自分のためだからです。自分が逃げ込める家が近くに必要なのです。
結果一緒に住むこともせず近くの劣悪な物件に夫を住まわせた状態で、離婚届を突き付けるなんて、嫁の鬼畜っぷりが最高級ですね。
んじゃ、どうすりゃよかったのか
人を動かす(説得する)ためには、「エトス(信頼)」「パトス(共感)」「ロゴス(論理)」の3つの要素が重要であると言われています。(アリストテレスの3要素)
いきなり論理的に嫁を丸め込もうとしたのが良くなかったのでしょう。
僕にはエトスとパトスが足りていなかったのです。
①日頃の生活で信頼を得る(エトス)
②「妊娠生活大変だよね」「子育て大変だよね」と、共感をしめす(パトス)
今後について
実は・・・嫁はこの三連休で2日連続家に帰ってきました。
『この一歩は小さいが、 僕にとっては偉大な一歩である』( by 嫁が家に帰ってこない男♂)
まぁ少しずつですが、前には進んでいるような気がします。
対嫁の実家問題、対僕の実家問題、は残っていますが。
それはそれ。次の話ということで・・・。
Come home, yome...