近距離別居
里帰り出産したまま、嫁が帰って来ないという話はたまーに聞く。
自分の場合は、「まさかそんなことが!」という感覚。
里帰りと言っても、僕が住む場所と嫁の実家は徒歩5分。
というより、実家のそばに半強制的に住まわされた感じだ。
一般的な里帰りとは、ちょっと、いや、かなり違うことが分かってもらえると思う。
なにせ嫁は一緒に住むまで、実家から出たことがなかったのだ。
ザ・箱入り娘である。
過保護のカホコというドラマが次クールで始まるけれど、
そんな感じなのかな?と思う。
実家の居心地が良くて当然!
そう思って、のほほんと過ごしていたのが2か月前くらいまで。
突如離婚届を突き出されるとも知らずに。
「近距離別居」
この言葉が一番しっくりくる。
今日も飲み会帰りに誰に書くわけでもなく、
この文章を打ってみる。
結婚は相手とだけじゃなく、相手の家族とも社会的に繋がりを得る行為だ。
独身貴族はこれは肝に銘じた方が良い。
もちろん、自分→相手のみならず、相手→自分もそう。
双方向に同意して結婚に踏み切るべき。
そう過去の僕に教えてあげたい。